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伊島でのグレ釣り！！
９月５日、徳島県阿南市伊島へ磯釣りに８名で出掛けた。ここ数日間は不安定な天候が続いて居り、当日も雷注意報が出て阿南市では大雨警報が発令されていた。阿南市より少し沖合にある伊島は余り影響なく多少風は吹いたものの午前８時には晴天に恵まれた。最初は西長オチに上がったが、満ち込み潮と風でシブキを被り早々に磯変わりして唐人西に行く。
風とウネリが多少あった。
イサギを取り込んでいた。
水温は高くエサ取りは多いと思っていたが、しばらくはアタリも無くタナを深く探ってもサシエも取られなかった。一発目のアタリは、竿を置いて雨具を脱いでいた時に道糸がパラパラ出て居り、慌てて竿を握りリールを巻いたがすでに根に入られて出て来なかった。
３ヒロでマキエと合して流していると、タナプロ３Ｂウキが海中に勢いよく消し込まれた。軽く掛け合わすと重量感と同時に竿は大きく曲がりフカセ釣りの醍醐味を楽しみながら取り込んだのは３５センチのグレだった。マキエが効いてこれから期待出来ると思ったが、ウキを沈めるのは尾長グレの２５センチ前後ばかりである。
第１号の３５㌢のグレ。
午前１１時の見回り船でオンビキ磯に変わると、竹内さんと大村さんがイサギや小鯛をボチボチ掛けていた。マキエを多く撒けばツバスが入れ食いになるので、少量のマキエで狙いイサギをコンスタントに掛けていた。私は奥側で竿を出すと磯際にはエサ取りが多く居たが、少し沖にはウマズラに交じって良型グレも見えていた。
潮が動き出すとタナも浅くなり釣れそうと思った矢先に、大きなアタリが竿を強烈に絞り込んだ。沖に走り出した瞬間は青物と思ったが、グイグイと底に潜る引きはグレで、磯際で何度も抵抗したのは４０センチの良く肥えた立派なグレだった。
４０㌢の良型を仕留めた。
同じ狙い方でイサギも気持ちよくウキを沈めてくれ、２５センチ～３２センチが連発で食って来た。大村さんも竹内さんも同型イサギを掛けて居り、久し振りの磯釣りは退屈せずアタリがあり、強い引きを楽しんでいた。私の釣果は２５センチ級のグレはリリースしながら３４センチ～４０センチ３匹、チヌ３７センチ、アイゴ３０センチ、イサギ６匹とツバスは多数釣れた。
竹内さん・イサギの入れ食いとなった。
住吉さん・３９㌢のグレを頭に魚種多彩でクーラーは満タンとなった。
他の磯でもイサギを主体にグレ、チヌ、アイゴ混じりでクーラーは重く、秋磯は魚種多彩に釣れるのも面白い。今年の磯釣りシーズンも期待できるだろう。まだ日中は暑さ対策を十分し、水分補給にも心掛けて磯釣りを楽しんで頂きたい。