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親子フィッシングinマリンピア!!
令和元年10月19日、徳島市沖洲マリンピアで、徳島県立総合教育センター・生涯学習支援課主催の【親子フィッシング!】が行なわれた。このイベントの目的は親子で釣りをする体験を通じて親子の絆を深めると同時に自然の雄大さを体感することが出来る。また釣り名人から釣りの楽しさを教えて貰える企画でもある。
徳島新聞社の阿部さんも「釣り美学」の取材も兼ねてサポートをして頂いた。
7家族で20人までの定員募集に24倍もの申し込みがあるほど人気があり、期待に応えるためにも魚が釣れるように私たち4人のスタッフがサポートさせて頂いた。竿、リールはダイワ様、ハリやハリスはオーナーばり様、ウキや仕掛けは私が準備してフカセ釣りで釣って貰うことにした。
波止で並んで竿を出す。
前日の夕方から大雨が降り海面は濁っていたが、当日は中層から底は澄んでいて予定通り決行する。前日まではアジが釣れていたが濁りで何処かに行って釣れずウキ下を深くして沖アミで狙って貰うと一投目からガガネ(ガシラ)が釣れ歓声が上がり盛り上っていた。
次のアタリがくると、強烈に竿が大きく曲がり「重い!重い!」と格闘して居り、「がんばれ~!!」とお母さんが声援しながらタモで掬ったのは30センチ弱のチヌであった。隣で竿を出していた女の子も3匹目のガシラを釣り、両親も子供さんの初体験を心配そうに見守っていた。
大きく竿が撓りチヌが釣れた。
早々にチヌをゲット!
2番目にチヌを掛けた。
アタリが遠のき、“ここに居る魚はマキエでお腹一杯になって釣れないから少し右に移動しましょう”と行くと、お父さんの竿がいきなり大物に引っ張られ、堤防を右に左に付いて走り、水しぶきを上げていたチヌをタモで掬ったのは何と50センチだった。
50㌢を無事に取り込む。
そのやり取りの最中にも近場で釣っていた子供さんに、豪快なアタリがありドラグがジリジリと出て必死に格闘を繰り返ししていた。リールを必死で巻いて手元に浮いてきた銀鱗の鮮やかな魚体は、これまた大物の48センチのチヌに興奮冷めらない様子であった。
48センチと50㌢の大物チヌを仕留めた。
チヌは全体で5匹も釣れ、ガシラ主体にベラ、アジ、ハゼなど魚種が豊富であった。4時間の体験時間もあっと言う間に終了したが、もっと釣りたいという子供さんも居て後ろ髪引かれる思いで釣り場を後にした。大雨さえ降らなければアジが大漁のはずだったが、逆に濁りが幸いして大物チヌが釣れたようだ。生涯学習支援担当者の松田健一郎さんは、来年も是非、この場所で企画を行いたいと意気込んで、マリンピアの魚影の濃さを再認識されて大成功に終わることができた。