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PRO YAMAMOTO_株式会社山元工房

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第38回 全日本グレ釣り王座決定戦!!

令和1年11月3日、4日に愛媛県宇和島市日振島で【第38回全日本グレ釣り王座決定戦】が開催された。昨年度のシード選手4名と前回の全日本グレ釣りトーナメント上位4名の合計8名でマンツーマン対決の7試合を行った。1試合は90分で前半、後半で釣り座を交代しグレ23センチ以上の重量で競う大会である。勝ち3点、引き分け1点、負け0点を優先として同点の場合は得失点差で順位を決定する。

 

 

今回の出場選手の皆様。

 

私は前回のトーナントで3位に入賞しているので久しぶりに王座に出場した。報知グレ釣り現名人と前名人を始め30代後半から40代の勢いのある7名に混じり、71歳の私は体力ではとても適わないので気力と経験で挑んだ。また、王座は勝っても負けても7試合を戦える事で大好きなグレ釣りを楽しめるのが魅力である。

 

第1試合と第2試合は日振島横島周辺で行い、風も弱く波も無く絶好の釣り日和だった。初戦は荻野さんと対戦となり前半10分過ぎに遠投狙いで良型イサギが掛かり、少し手前に切り替えたのが良くグレ3連発で釣れる。荻野さんも良型グレを掛けて居り、この調子なら数釣り勝負になるだろうと思ったが、其の後食って来るのは良型イサギばかりで3匹対1匹で勝てた。

 

 

村岡さんとの対戦での釣果。

 

第2試合は今年絶好調の村岡さんと対戦するが、トーナメント、報知グレ釣り選手権、名人戦と破竹の勢いである。試合開始すぐに1匹を取り込んでいたが、ウキにアタリはあるもののミニイサギに悩まされていた。私の方は交代前にグレ2匹が釣れ釣り座を交代、潮が変わりミニイサギは居なくなってグレを3匹追加して5匹対1匹で運良く勝つことが出来た。

 

3試合目は前報知名人の西田さんとの対戦。アコ3番に行くとベタ凪で水深も無く小型グレしか期待出来ないだろうとハリス1,25号に変えた。強烈なアタリがあり慎重にやり取りして姿を確認すると50センチ級の大グレ、さらに慎重になり過ぎて糸を出すと磯にハリスが触れた痛恨のバラシである。後半に入り西田さんは足元にグレが居るのが見えたと狙い45センチ級を頭に5匹掛けていた。私は仕掛けを変えずに釣ったのが悪く、またも大物のバラシがあり2匹対5匹で敗戦となった。

 

4試合目は西さんとアコ1番で対戦する。風が強く吹いて釣りづらく前半は2匹ずつしか釣れなかったが、後半に沖と右にマキエを撒いてエサ取りを交わしながら狙うとボチボチ釣れた。中には40センチ級も混じり楽しい釣りだが、西さんもタモ入れをしており、無我夢中で狙い9匹対5匹で勝ち、1日目は3勝1敗だった。

 

2日目は和泉さんと早瀬1番で試合を行ったが、強風が吹きウキは手前に戻され非常に厳しい試合だった。また釣れるのは20センチ前後が多く、これは23センチあるだろうキープしたが3匹いたが22,5センチで計量は0匹。和泉さんは後半キープサイズを2匹で負けた。3試合は岩田さんとオチバエで狙ったが、ベラやミニイサギばかりでお互いにグレが釣れず引き分けた。

 

最終試合は小山さんと9番地、グレにしては引き方が違い、外道かも分からないがやり取りを繰り返して取り込んだのは40センチ弱の尾長グレだった。後半小山さんも尾長グレを2回掛けていたがバラシもあり1匹ゲットされ、3匹対1匹で勝てた。いつか尾長狙いでこの磯にチャレンジをしようと決め、日振島の磯を後にした。

 

 

成績表と協賛して頂いたメーカー様・有難うございました。

 

 

嬉しい表彰式。

優勝は西田さん5勝1敗1分け、2位は村岡さんと3位は和泉さんともに5勝2敗、4位は私で4勝2敗1分だった。王座は1試合の勝敗で順位が大きく変わり2位、3位、4位の誰かが、あと1勝していれば優勝が入れ替わっており、1試合の戦いの重要さが改めて分かりました。ハラハラドキドキで油断のならないエキサイティングな王座決定戦である。4位までがシード権が与えられ、わたしは今年のアユトーナメントでは3位入賞で、来年度はアユ、グレの王座に出場となる。年齢を意識せずに、気魄と気力で頑張りたいと思っている。同年代の皆様もこれからが勝負時です。まだまだこれからだと言う気持ちで前進しましょう。

 

 

西田さん・嬉しさの余り、渡船乗り場を猛ダッシュ!

 

 

飛び込んでしまいました!バンザイ!!!

 

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