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県南・宍喰磯のグレ釣り!
11月21日、徳島県海部郡海陽町宍喰の浜部渡船さん(090-4974-3370)へグレ釣り取材で出掛けた。今シーズンは例年よりも早くからグレが好調に釣れており楽しみだった。当日は東風の予報で竹ヶ島周辺の磯は厳しくなるらしいが、朝は干潮で波も強くはなく松の下磯に上がった。
仕掛けを投げる。
今回は小松島市、中川釣り具店店主が考案された穂先と2番が中通しで手前は普通のガイド竿である。竿のトラブルは大半が穂先のガイドに糸が絡んで折れる事もよくある。その点中通竿は折れにくく夜釣りやPEライン使用には最適であり、糸フケが少ないだけに合わせも楽である。Sタイフの軽いウキも良く飛び糸が絡まず、釣りに集中できグレもよく釣れて魅力ある竿である。
ウキに集中する。
釣り開始は穂先まで来るアタリが多くあり、尾長グレの30センチ前後は連続でヒットする。手元で魚が暴れて海に何匹も落ちて逃がし、タモで丁寧に掬うようにした。少しでもサイズアップを願いタナを2ヒロ半から3ヒロにして沖を探ると重量感が竿に伝わり、取り込んだのは36センチのグレである。次の引きはさらに強く慎重な取り込みを行い、タモ入れしたのは38センチの良く肥えた納得サイズだった。
良型を掛けた。
無事取り込む。
サラシが大きくなった。
2センチオーバーを目標にと狙っていると、波が一段と強くなり裏の高場に釣り座を移動する。その直後に渡船が磯変わりするように言われ、棚バエに行くと波は穏やかである。磯際には大型キツがわんさと居り、中にグレもチラチラ見えたが、掛かって来るのはキツで1,5号のハリスを切って行く。
ハリスザイト1,75号にチェンジして速手グレ5号を結び、1ヒロ半で探ると豪快なアタリで底に突っ込んだ。何度もレバーブレーキ操作を繰り返すが簡単に弱らず、格闘を続けて海面に浮かして勝負あった奴は、52センチの大物キツだった。小型グレやアイゴ、サンノジ、キツが頻繁に竿を曲げてくれ大いに楽しめた一日だった。