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PRO YAMAMOTO_株式会社山元工房

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5魚種制覇・V34 頂点への道程 山元八郎 連載④

 第11期報知キス釣り選手権優勝!!

渓流のアメゴ釣りシーズンに入ると、毎週のようにイクラや河川敷の藪の木の中に潜んでいるブドウ虫、ミミズをエサにして出掛けていた。山奥にある渓谷は魚影が濃く、20センチ後半の良型を交え毎回30匹以上の釣果を釣具店で自慢話をしていた。店主に、それは誰も行かない険しい渓に入るから釣り荒れもなく沢山釣れるのは当たり前だと言われ、全く返す言葉が無く、「井の中の蛙!」だと世間は認めてはくれなかった。

 

技術を競う釣り大会は、同じ場所で同じ時間を釣る事が公平であり、実力もそれにより証明される。釣り大会は、当時より数多くあったものの全国大会での魚種は、ハエ、アユ、キス、チヌ、グレなどを対象とした釣りで最も競技制は高かった。報知新聞社、G杯などで開催されて居りこのようなビッグタイトルの大会に感心を持つようになり、いつかはチャンピオンになりたいと大きな夢を描き人一倍の努力をするようになった。

 

徳島投げ釣り協会所属のセントラルサーフにも入会し、キス釣りの競技大会に興味が湧き魅力があった。キス釣りの大会は、釣りクラブや釣り具メーカーなどで行われ、報知キス釣り選手権にも出場するようになった。徳島県阿南市の北の脇海岸で開催された大会は、近畿、中国、四国など各地からキス釣りの腕自慢が集結した。幸運にも予選を突破し決勝でも勝ち、全国大会に出て初優勝することが出来たのは29歳であった。竿など豪華景品を頂き、優勝すると名前を知って貰えるきっかけにもなり、大会に参加する事が大きな喜びとなっていった。

真剣な面持ちで遠投する。

 

マイナスウキを使った2段ウキ誕生!!

1月頃、徳島つろう会の釣り大会で、牟岐大島ノコギリの地で4人が並んで釣っていたが、北西が次第と強くなりウキを遠投してもすぐに磯際に戻され状況は厳しくなる。先輩はこれでは釣りにならないと早々に竿を仕舞っていたが、私はグレ釣りが面白くて何とかして釣ろうと、遠くに飛ばすためにウキを2個付けてみる。するとよく飛ぶようになったものの、ウキが2個浮いている為、風で手前に早々と押し戻って来る。

 

それではと、ガン玉を2個、3個と追加して1個だけウキを沈めてみると、少し仕掛けの馴染みがよくなった。そのまま釣りを続けていると、ウキ止めが動き2個のウキは50センチ程ずれた。更に投げると沈んだウキは潮に乗り、浮いているウキを引っ張りながら流れに乗りグレが連発で釣れたのだ。それを見ていた先輩たちは感動をしていた。ウキを2個付けて1個沈めて狙う仕掛けが気に入り、2段ウキとして強風や2枚潮の場合はよく使うようになった。

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