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PRO YAMAMOTO_株式会社山元工房

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5魚種制覇 V34・頂点への道程 山元八郎⑭

年には勝てず・2勝8敗

51歳の時にグレ釣り大会で5回連続優勝することが出来た。それ以降、還暦までの9年間で決勝戦まで勝ち上がれたのは10回であった。しかし、優勝は平成15年グレ釣りトーナメントと平成19年グレ釣り王座決定戦の2回だけで、決勝戦では2勝8敗と大きく負け越している。

 

 

2003年(平成13年)アユ釣り王座決定戦、平成14年アユ釣りトーナメント、平成14年、15年チヌ釣り王座決定戦、平成13年、15年、21年のグレ釣り王座決定戦、平成21年グレ釣りトーナメントは、全て準優勝に甘んじた。

 

自分では、今までと変わらずに続けて来たと思っていても、やはり老眼が進み仕掛け作りに時間が掛かることが多くなった。特に気になるのは小さなガン玉や小さなハリをポロポロと落としてイライラすることがある。マキエの遠投力も一日に何試合もしていると、飛距離や正確さの一つ一つの作業に手間取るようになり体力が落ちた証である。

 

もう一つの原因として、5大会連続でグレ釣りを制覇してからは、全国大会出場、ダイワ、オーナバリ社の取材、釣具店の講習会、雑誌、新聞、テレビの取材、原稿の依頼。さらに地元の新聞社主催のカルチャー教室が始まり【山元名人釣り講座】では、月2回の実釣と1回の講義をこなしていて体が二つあっても足りない程多忙を極めた。それに平行して本業のウキやシャクもすべて手作りのために間に合わなくなり夜遅くまで残業する日も続き釣行も次第に減少していた。

 

 

オーナーばり社提供・夢釣行 ニュージランド真鯛釣り

 

カルチャー教室で県南への釣行

 

スポーツの世界などは、毎日の練習と集中力を怠っては実力が当然発揮できなくなり良い結果はでない。釣りも同様であり、下見や練習不足、体力が落ちてくる私の年代では、今までに蓄積された技術、勘、気力だけで挑んでいるのが現状である。また、向上心や探求心が無くては30代、40代の体力に自信のある一流の選手と、ここ一番の決勝戦での2勝8敗の結果は当然かも知れない。

 

50代半ばになれば体力の限界だとか、勝てない理由で引退される方も増えていた。しかし、エントリーをしなくなれば必ず技術の進歩も無くなり気力、体力、集中力が衰える。まだまだと思う気持ちを最優先に、再び頂点を目指す心意気があれば、いつかチャンスは巡ってくるだろう。

 

DVDも発売

 

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次回もお楽しみに!

 

 

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