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PRO YAMAMOTO_株式会社山元工房

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牟岐・大島のグレ釣り!

12月2日、徳島県・牟岐大島へ取材で出掛けた。2日前は突風と大雨の影響で悪天候となりウネリも高かったが、当日は多少波と風はあったもののグレ釣りには好条件だった。海漁丸渡船さんにお世話になり、11人で出船し船クジは8番、何処かに空き磯があるだろうと想像していたが、7番回りで全員上がることができた。1番は沖富士、2番はカナワに2人、地フジ2人、ダルマ1人、ゲンロク1人、そして私は5番目にカナワに上がることができた。

沖フジの磯ではグレを掛けていた

 

潮は、足元から前に出て居り10メートル沖に潮目が帯中にあり、左にゆっくりと流れていた。当日使ったマキエは沖アミ生2,5枚と、ど遠投3袋を混ぜあわせる。0,5はサシエ用と、ど遠投浸け、沖アミだけ撒いた。竿はトーナメント1号5,3メートル、競技LBD,道糸、ハリスは1,25号2ヒロ~3ヒロ、ハリは速手グレ5号と6号、ウキはSタイプG5、ガン玉4号と7号でスタートする。

磯際には、小魚のエサ取りと大型キツがワンサといたが、沖の潮目を狙っているとオレンジ色の鮮やかなウキがジワーッと沈んで行く。軽く合せると重量感が手元に伝わり、竿は綺麗な弧を描きながらやり取りを繰り返す。一度海面に姿を見せたものの、また磯際に突っ込むパワーはたまらないグレの引きである。タモで掬ったのは40センチ級の良く肥えていたグレである。

3連発ヒットに有頂天になり二桁釣り間違いないと確信する。1匹を追加してからはエサ取りの活性が高くなって苦戦していた時に、ムキミのど遠投浸けで狙うとアタリがあり本日一番の引きを無事取り込んだのは43センチの良型グレだった。其の後、キツの豪快な引きは手に負えなかったがグレ主体に、アイゴも混じり午前11時過ぎにはクーラー満タンとなる。

本日最大の口太グレ

 

昼前に干潮から込みになり食いは良くなると思っていたが何故か何処を狙ってもダメで、ウキ下を2ヒロ以内と浅くしてもサシエが取られた。それでも何とか3匹が釣れた。

このような状況を想定していつもキーパーバッカンを準備しているが、久し振りに役立った。グレ15匹とアイゴ3匹の釣果となり、ハリ外れやバラシのあるスリリングな磯釣りは楽しく面白い。今後寒さも厳しくなり水温も下がると本格的なグレ釣りシーズン突入となるだろう。

 

本日の釣果

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