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伊島のグレ釣り！
１１月２６日、阿南市伊島へグレを狙って釣行をした。宏洋渡船さんに着くと、グループでの大会もあり、私は最後から２番目に穴磯へ上がる。
風も波も無く穏やかな日和となり潮はゆっくりと込み潮で左に流れており、右よりの釣り座から竿を出す。
穴の釣り座から東側の先端
オセンが沢山いるので磯際に多くマキエをしながら、沖にも少し撒いて狙うが当たりもなく厳しい状況だった。幸いにも沖に湧きグレが現れウキ下を一ヒロと浅くして群れの中を探ると、道糸がピーンと走る嬉しいアタリである。
穴の沖
かなりの重量感で竿を大きく曲げて大物の予感。慎重に手前に寄せていると全く動かずシモリ根に入られた。糸を緩めて待っているとググッ！と穂先が曲がり根から出て磯際で何度も潜り込まれ、リールと竿操作を繰り返しながら４３センチのグレを取り込みグレ釣りの醍醐味を存分に堪能できた。
２匹目もすぐにヒットし強引に手元まで操り、磯際のシモリ根をクリアして無事タモ入れしたのは良く肥えた４２センチのグレである。この調子で追加と思ったが湧きグレはいつの間にか移動してしまった。
ウキ下を１ヒロ半～２ヒロであっちこっち遠投して狙い、４０センチ前後のグレを３匹追加した。ところが、潮が反対に右に速く流れ出し仕掛けが磯に絡んで釣りにならない。昼過ぎまでこの潮ならば厳しいと判断し磯変わりをしてヒナダン磯に行った。
ヒナダンの西のタンポが好ポイント
ベタ凪で当て潮、船着きや右のタンポを何度か変わりながら狙うが、エサ取りがワンサと居りグレの活性が悪かった。潮が緩み出して流れが変わり風も吹き海面がザワザワすると当たりが出るが、ハリスを１，２５号に落としていたのが災いしバラシてしまった。
ザイト１，５号に変えて４０センチ級のグレを４匹とアイゴ、カワハギ、メバルなどの喰いが活発になる。やはり釣りは潮流で魚の食いが全く違う事を痛感した釣行だった。３６センチ～４３センチを９匹、ただ１１月前半まではイサギが良く釣れていたが、水温の低下と共にタナは深くなり釣れる磯も限られてきたようだ。
