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牟岐・大島での初釣り
令和7年1月4日、徳島県・牟岐大島へ寒グレを狙い初釣りに出掛けた。牟岐港に着くと駐車場は混雑していた。今回お世話になった第18海漁丸さんには磯釣り17名、船釣りの方も数名居られた。私は2番磯に始めて上がると足場は悪く、荷物の置き場に苦心しながら釣りを開始する。
マキエを撒くとキツが底の方で数匹しか居なく、ウキに出る当たりはイサギばかりだった。裏向きを探ると数投目に強い引きがあり、何度も底に突っ込まれてハラハラしながらタモで掬ったのは40センチ超すグレに感謝、感激である。
たまにサシエを取られるので、ウキ下3ヒロ半から3ヒロと浅くし、ハリも速手グレ4号~3号にすると20センチ程のキツが掛かって来た。少し沖を狙うとサシエも残りウキ下を元のタナに戻すと、先程より強い引きを耐えて浮かしたが足元のオーバーバンクで痛恨のバラシである。
次も強烈に竿を曲げて抵抗しリール操作を何度も繰り返し、足元に注意しながら取り込んだのは丸々と肥えた43センチの良型グレに大満足である。其の後、イサギは単発に釣れるものの、グレの当たりは無くウキを沈ませて狙っていると豪快な当たりは止まらなかった。
午前11時頃から風も波も無くなり、下げ潮で底が見え出すと全く当たりがなくなる。沖向きは当て潮で遠投してもすぐに仕掛けは戻され、釣れそうな気配はなく潮変わりを期待したが何処を探っても竿は曲がらなかった。
水温は18度台に下がって厄介なキツも殆ど居らなかった。潮流を確かめながら仕掛けの馴染み方やタナ、マキエの筋を把握して狙う寒グレ釣りは一年中で最も面白くて楽しい。さらにグレは脂肪が乗って良く肥えて最も美味しい時期なので是非チャレンジして欲しい。