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牟岐・大島のグレ釣り
１２月４日は今年一番の寒波となり山間部では雪が積っていた。今回は徳島県最北端・伊島を予定していたが季節風が１０数メートルと強く、波も高くて渡船は出なかった。しかし徳島県南の牟岐大島は案外と風も弱い予想で出船すると言う事で急遽変更して出掛けた。
７隻の渡船で大島港の代表者が区域のクジを引き、大バエ３名、東２名、一番２名、桃オチ２名、カド１名そして私はモモの木に２人で上がる。Ｍさんは先端を釣り座に決めて、私は左後側でスタートした。モモオチの潮は右速く数秒で目の前に仕掛けが流れて来て、その上に北風が正面から吹き寒くて早々に磯変わりをした。
カイナゲの地
櫂投げのタニハン地は風裏であり、湧きグレが釣れるらしくワクワクしながら狙った。ところが、狙いの群れは全く居らず遠投してもイズスミとオセンの猛攻で、たまに当たりが出るのは２５センチ程の小型のイサキである。根気よく昼まで攻めたもののグレらしい引きはなく、同行の方もアイゴだけだった。
私の釣果
東の浅場に移動すると早々に３７センチ程のグレがヒット、其の後はアイゴが釣れた。オモリを打ってサラシの中を攻めると一気に穂先が曲がり、グイグイと底に潜り今度はイズスミではなく、グレと確信して丁寧に取り込んだのは４０センチ級である。
山根さん（左より）
佐光さん
髙橋さん
残念ながら西岡さんの４５センチの大物の写真は撮れなかった
次がなかなか当たりは無かったが、サラシの大小を見計らってマキエを打ち仕掛けの入れるポイントなど、試行錯誤を繰り返して掛けた２匹のグレは嬉しい。同船での目立った釣果は桃オチではグレ４５センチの大物、大バエでは３５センチ～４０センチを７匹釣っていた。この寒波で海を混ぜて水温２１度台、前日よりも１度も下がって食いは悪かったようである。