繁体中文

PRO YAMAMOTO_株式会社山元工房

PRO YAMAMOTO_株式会社山元工房

TOP > ブログ一覧 > 徳島新聞カルチャーセンター釣り講座最終回・日振島でのグレ釣り!!

ブログ
Blog

徳島新聞カルチャーセンター釣り講座最終回・日振島でのグレ釣り!!

3月14日、徳島新聞カルチャーセンターの【山元名人釣講座】を18年間継続していたが、今回で最終回を迎える事となった。最後の釣行を愛媛県宇和島市の日振島で行った。オープン参加2名を含む11名が、大型グレを5ヶ所の磯で狙った。前日は12メートル以上の強風で全船欠航して居り、当日も西風が強く渡船はシブキを被り大きく揺れながら日振島磯を目指した。

 

最も風裏と思われる横島のナポリ磯に2名と上がると、右沖から強い風が吹き荒れて上潮も押され仕掛けの馴染まない厳しい状態だった。風は少しずつ弱まっていたものの潮が動かず9時まではアタリは無かった。ハリス2号を2回も切ってしまう大物のアタリはあったようだ。

 

 

ナポリの磯・ハリス2.25号で2回も切られたらしい。

 

早瀬の3番に行くと、こちらも当て潮だったがエサ取りは多く毎回サシエは取られていたようだ。板東さんのウキ下を1ヒロ半と浅くしてエサ取り用に足元に数回撒き、沖に1杯撒いて仕掛けを合せてやるとウキにアタリが出た。「来ました!!」と竿を曲げ前に出て浮かしたのは30センチ弱のグレだった。

 

板東さん・エサ取りの多い中グレを取り込んだ。

同じパターンで釣ってみたが、潮は手前に押されて厳しかった。ところが、潮が一瞬沖に動き出し良さそうな感じだと思った時に、ウキを海中に消し込む鮮明なアタリがあった。グイグイと底に走り抵抗したのは、先程より一回り大きいグレを取り込んだ。暫くして見回り船で6番の地へ行くとイサギしか釣れないので諦め渡船に乗り込んできた。

14番に酒井さん1名、私は14番中に2名の方と上がった。風は少し収まり潮も下げ潮がゆっくりと13番に流れて、期待は持てる状況である。14番では早々にタモが入り良型グレを連発で掬って居り、さらにテンションは上がり2人に釣って貰おうとサポートしていた。岡向きで竿を出した佐光さんは潮下の沈み磯手前でタナプロが沈み、素早く掛け合わして寄せて来たのは40センチ弱のグレを取り込んだ。

 

 

 

酒井さん・14番に磯代わりをして良かった。

 

其の後、潮は右沖に流れ出したり、止まったりして安定しなかったが、潮が沈み根に流れ出した時に竿1本で強烈なアタリが竿を曲げていた。慎重にやり取りして取り込んだのは45センチオーバーの大物グレ、次は大型サンノジなどウキにアタリが頻繁に出てきた頃に、残念ながら納竿となり後ろ髪引かれる思いで磯を後にした。

 

2日間も冷たい強風が吹き荒れたせいか、水温が少し低下していた事と風も強くて釣りづらく全般的に食いは渋かったようだ。そんな中で14番の酒井さんはタナプロ仕掛けでハリス2号、ウキ下竿1本程を探り、僅か2時間程で46センチを頭にグレ8匹と竿頭だった。

 

 

佐光さん・14番の中で丸々と肥えた大グレをゲット!!

ブログ一覧へ